ドリルについて調べたことの備忘録です。
処理の流れ
ドリル確定後、相手を打ち上げて山崎が腰だめの姿勢になってからCボタン連打の受付を開始する。
Cボタン連打の受付は60Fとなり、60F間以下の処理を繰り返す。
- 毎フレーム入力をチェックしてCボタンの回数データと、LV5コマンド成立データを更新する。
- Cボタン12回以下の場合、Cボタン以外のボタン入力があると回数データをクリアする。※Cボタン13回以上の場合はこのチェックは行わない。
- Cボタンの入力があれば回数を1加算する。
- Cボタン入力が12回になっていればLV5コマンド成立データをクリアする。※12回未満や13回以上ではこの処理は行わない。
60F目は次の処理も行う。
- 連打受付の次のフレームで回数とLV5コマンド成立データをチェックする。
- LVごとの回数テーブルに設定された値と順に比較してドリルのLVを決定する。
- 7回以下=LV1 (0回~7回まではLV1)
- 9回以下=LV2 (8回~9回まではLV2)
- 11回以下=LV3 (10回~11回まではLV3)
- それ以外=LV4 (12回~LV4)
- LV4の比較まで通ると次の処理も行う。
- LV5コマンド成立データがあればLV5に決定する。※直前の回数処理で、Cボタン入力が12回ちょうどの場合は、コマンド成立データがクリアされるため、13回以上必要になる。
- LVごとのデータに基づいた処理アドレスを次の処理としてデータをセットする。
LV5コマンド
ドリルLV5用のABC同時押しは個別のコマンドとして認識される。
コマンドが成立時にはコマンド成立データがセットされる。
コマンド成立データは他のコマンド成立で上書きされるか、特定の技動作中にクリアされる。
ドリルコマンド成立時にコマンド成立データをクリアされる。
ドリルのヒット演出開始後にABC同時押しすればコマンド成立データをセットできるが、LV5コマンド成立データはLV4状態のみチェックされるのと、Cボタン入力が12回の時点でコマンド成立データがクリアされてしまうので効果がない。
Cボタン12回までの間にCボタン以外のボタン入力があると回数がクリアされるため、真面目に13回以上入力した後でABC同時押しを行う必要がある。
わかりやすくすると
ドリル成立後に腰だめになってからCボタンだけを13回連打するとLV4になる。
その後、ABC同時押しが間に合えばLV5になる。
LV4状態になっていれば、LV5移行に失敗してもLVは落ちない。
実用面では運ぶならLV2止めでおわり。単純ダメージ狙いならひたすらC連打して、踏める距離ならトドメ追加。連打速度とチャレンジ精神があればLV5で。
おまけ:デバッグDIP4-4がONの場合
デバッグDIP4-4がONの場合はCボタンの必要回数が変わり、LV5のコマンド入力も必要なくなる。
- 0回=LV1
- 1回=LV2
- 2回=LV3
- 3回=LV4
- 4回~=LV5