ピンくま日記

リアルバウト餓狼伝説2のトレモ実装と遊んだ感想とか書いていきます。 https://github.com/sanwabear/rbff2-training

シンエバーみた

先日、アマゾンプライムでシンエヴァンゲリオンが配信開始されたのでみました。とりあえず2回。

Qのときにいきなり14年だかが経過していて不思議でしたが、話を〆るためにそうしたか、時間の経過でキャラをある程度大人にさせて納得感出したのかなとか、あとスマホみたいなデバイス使っていたりで放送当時に縛られないで新しいものだし安くするためにとかそういうのまで考えているのかなとかで関心というか、それだったら僕は納得しちゃうなーみたいな感じになりました。

話のながれも説明とかが細かったので、映像やセリフ回しから何かをくみ取らないといけないみたいなのもなくて、口半開きでみても話が入ってくれる感じでエバー歴の短いわたくしにも見やすかったです。

第三村でのシンジくん立ち直りに向けての各キャラのセリフが力強くて、自分はもう40過ぎのおっさんなんですが、ここまで年を重ねる中でいろいろと自分自身に納得とか妥協とかで自分に言い聞かせたりしてきた感じのがあって、これは十代や二十代の自分が聞いていたら、「あーちょっとまって、それまだ心の準備できてないし、そんなンまだ大丈夫やん、勘弁してゲーでる」てなってたと思います。こういうとこで、わからせに来てるなとか思いました。

全体的に母ちゃんとか腹くくった女性的なの強さを感じました。女性キャラで印象に残っているのがサクラちゃんの「―エヴァに乗りくさって―」ていうセリフで、普段言葉を選んでしゃべってるけど、高ぶっちゃうとこうちょっとした汚い言葉とか強い言い回しって出ちゃうよねみたいなのがよかったです。アホ単発どまりで、アホボケカスまでを出していないところにも上品さを感じました。あとサクラちゃんの使ってたリボルバーがほしいです。しらべたらKBP R-92ていうやつみたいです。共産圏の拳銃はあまりグッとくるのがないのですがこれは気になります。

あとは特撮風シーンで、あー特撮っぽいなて思ったら特撮だったり、もうこれで最後だしあるもの全部つかっちゃおうとか、映像で一通り出しておこうとか、後々であれが出てへんかったやんけ続編不可避みたいなのが出ないようにするぞみたいな気概も感じられました。

「終わる漫画はいい漫画」っていうのを漫画に対してたびたび思っていますが、映画も含めてだと「終わる作品はいい作品」でしょうか。オチがつくとすっきりします。過去のやつとか見るにしても、きれいに終わったものとして確認していけるのもいいんじゃないかとも思います。もやもやが残らなくてよかったです。