KOF96の25周年だそうです。特に感慨はありません。
KOF96の発表当時、難波のアビオン近くのローソンだかの立ち読みした雑誌上でハイデルンが出ない、なんか変な髪形の女キャラが出る。みたいなのをみてショックを受けたのを覚えています。
稼働後は近くにゲームセンターがなかったのもあり、当時よくあったおもちゃ屋さん前のSC19だかで初プレイして京が闇払いを打たない、必殺技も妙に出ないといったのでまたショックを受けました。
その後、キャロットとかレンタルビデオ屋のゲームコーナーでキッズたちが寝たジジイが無双していたり、ぶっ飛ばしマサカーばっかりやってるマチュアがいたり、CPU戦でクラークがトリャーからエルボーだけやっていたりしたのを見て自分のなかでKOFが死んだ感じになったと思います。京vs庵演出の庵の顔がでかいのも気になりました。バランス悪くて怖かったです。
ネオジオ版も買ってCPU戦やってやっぱり技が出にくくてこれはどうやって遊べばいいんだとか、攻略本とかは多段ヒットみたいなのを紹介していたりして、いま考えるとまともなゲームではなかったなとか思います。勝利画面とかBGMとかゲーム本体からちょっとずれたとこはよかったです。森気楼さんのイラストもこのあたりから妙に頭身上がったり足長くてバランス悪いなみたいなのも覚えています。
とにかくいい思い出はないです。来年はKOF97の25周年ですが、97は必殺技が出しやすかったり無茶苦茶な割に対戦もできたのでよかったですが96は自分的に遊んで楽しかった思い出がありません。苦痛だらけです。
その後、処分したCDのほうではゲーニッツが使えたり、神器チームとかもあったりでふざけんなよってなって、ハック版とかに興味が出たかと思います。そっから転んで今のトレモづくりとかにもつながっているのかもしれないですが、遊んでた時のいやな思い出はぬぐえるものではないのでやっぱり自分にとってはダメなゲームでした。あと、96年は斬紅郎もなじめなくてMSHの続編がVSになって望んでないスト2キャラが出て永久だらけだったりちょっと距離感が出た年でした。