前回まででマクロ登録が可能なコンバーターでトレモしてちょっと楽しくなったところまで書きました。
その後、マクロをいくつか作りつつ、調べものを進めましたが、トレモの楽しさを味わうよりも時間をかけてマクロくむのが苦痛なのと時間がもったいないなとなり、もっといい方法がないものかとインターネッツをさがしてみました。
えートレモトレモと探していたら、なんだかニコニコのRTAやTAS動画でみるLuaスクリプトを使ってトレーニングモードとか当たり判定の表示を実現しているのを見つけました。
そしてそのスクリプトはTasvideosが公開しているMAME-rrやFBA-rrで使えるみたいです。
github.com
github.com
ameblo.jp
tasvideos.org
あとMAMEとかで遊ぶためのロムデータをなんとか合法的に手に入れて、これらのスクリプトをそのままつかったり、参考にしたら自分好みのトレモができるのではないかと思いました。
エミュレータ本体とスクリプトはダウンロードしておいて、次はロムの合法的な入手です。
基板環境はあるもののNEOGEOロムのダンプは結構手間です。Universal BIOSで吸い出せるみたいですが、ダンプするためのサブ基板の実装も大変そう。
バトルアーカイブスもあるのに…と思ったところ、そのむかしPS2ソフトからロムデータを抜き出せるみたいなのを見たことがあるなと。ネオジオ移植ももしかしたら…と思いまたインターネッツ様で調べてみると、どうやらティンクルスタースプライツやメタルスラッグはデータを抜き出せるそう…でもリアルバウト餓狼伝説2の名前はみあたらず、そもそもPS3のダウンロード版だし方法があってもPS2ソフトを買いに行かないといけません。
それでもめげずにインターネッツしていると、海外で販売されているPC移植のなかにロムデータが入っているっていうのをみつけました。
そしてそのサイトに行ってみると、確かにネオジオ移植が売られている。どうやらインストールするとロムデータがインストール先にできるみたい、ということでポチポチっと買ってインストールすると…ほんとにロムデータあった!しかも修正版のデータもあるっぽいし、BIOSもはいっている!最高かよHumble Bundle!ということでロムデータも合法的に手入れることができました。
そしてさっそくMAME-rrで起動してみましたが、なんだかロムが不足しているだかなんだかで怒られます。仕方がないのでチェックの緩そうなFBA-rrで起動しようとするとこちらもBIOSが足りないからダメだと怒られます。
BIOSとか売ってるわけねえじゃん、BIOSもむかしデバッグBIOSに差し替えるのに本体から抜いたり、UniversalBIOSと取り換えるのに基板から抜いたのがありますが、ロムライターを引っ張り出すのが超面倒くさいので、すでにあるBIOSのファイル名をちょいちょいと足りないBIOSファイル名でコピーして動かしてみたところ、警告が出るもののちゃんと起動してくれました。FBA-rrだいすき。それでもだめだったMAME-rrはケチ。MAMEのほうはあとでチェック処理をはずしてビルドしたのを使うことにして、すぐに遊べるFBA-rrでトレモチャレンジをすることにしました。
パック1か全部入りのコレクションにリアルバウト餓狼伝説2が入っています。
ツボをおさえたぽいタイトルぞろいなので合法的にロムデータほしいひとはコレクション買おう!