ピンくま日記

リアルバウト餓狼伝説2のトレモ実装と遊んだ感想とか書いていきます。 https://github.com/sanwabear/rbff2-training

ブログ書いていくことにした理由(2/4)

前回、遊ぶ作品をリアルバウト餓狼伝説2に選んだとこまで書きました。

調べもの、練習をするにあたりトレモがあるということで、PS3への家庭用移植である「NEOGEOオンラインコレクション 餓狼伝説バトルアーカイブズ2」をメインに使うのですが、トレモでコンボ練習はできるものの、細かい調査が難しい、とくに相手の攻撃への対処や、攻略サイトをもとにあれこれ試そうにもトレモでやれることが限られていてどうしようかなとなってしまいました。

ひとまず調べたかったのは、むかし対戦でやられまくっていて半ばトラウマになっている次の行動。

  • ギースの雷光投げ(雷光回し蹴り→空キャンセル真空投げ(または羅生門))

この作品のギースは真空投げという必殺投げと、羅生門という潜在能力(超必殺技のすごいの)をもっているんですが、2キャラくらい離れていても雷光回し蹴りという移動技でずずいっと前にきつつ前述の投げで吸い込む、投げが成立しない場合はそのまま移動技が出て終わり。運悪く飛んで逃げようとするところに蹴りがヒットしてしまうと奥ラインに飛ばされて2択されたり、バックステップやライン移動で逃げてもギース側にはとくにリスクなし。という当時からクソ技やんこんなん勝たれへんやんてなっていました。

で、これをトレモで対策を調べてみようとしても、最近のゲームみたいなレコーディングして─みたいなおしゃれなトレモは実装されていません。

ただ、この作品のトレモのいいところとして、CPUが2P操作できるというのがあって、2Pの入力を機械でやっちゃえば練習できるようになるやん、と気づきました。

都合よく、家庭用ゲーム機へのコンバーターとしてCronusMAX PLUSというマクロ登録ができるコンバーターを持っていたので、がんばってマクロを登録してみて練習をはじめました。

が、が、このマクロ登録がそもそもスゴイ大変で、管理用のコンソールからMAX COMBOという入力をそのままマクロに落としてくれる機能もあるんですが、それだと雷光投げの投げ入力が決まったポイントでしかできず、これでは理論上実行可能な範囲での検証ができないとなって、ちまちまちまちまとコードを打ち込んで、ようやく投げ先行入力雷光回し蹴りAおしっぱ、ずらしCおしっぱ、ボタンの有効時間内に再度一回転入力からのAおしっぱ、ずらしCおしっぱの「ギースの密着状態から蹴りの移動距離+投げ間合いならぜったい投げる雷光投げマクロ」をつくりあげるまで、マクロ登録しては確認しを繰り返し繰り返しやることになってしまいました。

コマンドでいうと、次のようになります。

  • 63214B(雷光回し蹴り発動)
  • 8Aおしっぱ(真空投げ仕込み、4フレーム有効)
  • 1フレずらし6Cおしっぱ(羅生門仕込み、4フレーム有効)
  • 248Aおしっぱ(真空投げ仕込み、4フレーム有効)
  • 1フレずらし6Cおしっぱ(羅生門仕込み、4フレーム有効)
  • 後半は蹴り終了まで繰り返し。ACずらし押しで、潜在能力可能な状態なら、雷光回し蹴り発動1フレ後から、回し蹴り+投げ間合い内なら絶対に吸えるようにできる。おしっぱの有効フレームはたしか4フレームでよかったはずなので。

そんなこんなで頑張って作った「ギースの密着状態から蹴りの移動距離+投げ間合いならぜったい投げる雷光投げマクロ」で練習しましたが、じぶんのなかでの結論としてはやっぱり雷光投げはクソ技で、この作品はジャンプからの投げ無敵つくまで4フレーム必要で、投げ間合い内になった瞬間に成立する雷光投げにはジャンプは対策にならず、見てからの小技(だいたい早くても4フレームから5フレーム)も攻撃判定発生前に吸い込まれ飛んでも相手にリスクを背負わせることができずに終わる、となりました。

そんな中でもなんとか対策かな、となったのはギースの攻めはだいたい雷光投げになるので、きそうなときは横に長い後ろジャンプCでダメージ与えるか、前ジャンプで蹴り発生前によけて追い詰められないようにすることで、まあこれが発見できたので頑張ったかいがあったかなと思うと同時に、当時苦しめられていた技の対策がみえてすごい気分がよくなったので、これは楽しいなと、格闘ゲームのたのしさはこういうとこなんだなと思いました。

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あとさらにギース側の雷光投げへの後ろジャンプC対策がないかを考えてみて、雷光上段当身投げか、雷光烈風拳(字面がかっこいい!)ができてきて、結論、近い場合は前ジャンプで飛び越しつつできれば振り向き攻撃で後ろから殴るか、遠いときは後ろジャンプCとなりmした。

 

あとすごい余談ですが、CronusMAX Plusのスクリプト入力はテキストで打ち込んだり、MAX COMBOという入力をキャプチャするツールだったりもありみますが、ビジュアルでパズルみたいに組み合わせでロジックを組めたりもしてなかなか新鮮みありました。

主にFPSとかにはなりますがスクリプト集もあって便利そうでした。